●清水 裕孝
率直な感想として、私にとっては理想とする塾だったと思います。というのは、技術に直結した話ではなく、デザイニストとして向上を目指す人であれば誰にでも参考になる、実話であったという事。それを実践したとすればこうなるという実践者がそこにいたという事。これらの要素が私には、今の自分を知る目安になりました。
私はよく人に興味を持ちます。面白い人を見つけると観察するのですが、最初はどんな事をする人なんだろう?それが解るとどんな事をしてきた人なんだろう?という疑問が湧いて来ます。一番興味があるのがどんな事をしてきたかという事でそれを知る事で、より一層親しみを感じたり、それなら自分にも出来ると自信が湧いたり励みになります。全く同じ事をすれば何年後かにはこうなるのか〜などと想像したり..。
3人のお話を聞いて大事だなと改めて思う事は、素直である事と、誰もが出来る事を誰もが出来ないくらい継続する事だと感じました。分っていてもなかなか実践出来ない事を、実体験を元に話された事が参考になりました。
新たな発見として、こんなに失敗談の多い講演も珍しいと思います。私は一番聞きたい話で好きですが..。3人の講師の方には感謝です。よそではなかなか聞けない話しだと思います。イケイケの武仁さん・追っかけの藤井さん・昔は(も)モテた敏さん....未完塾ならではです。飾る事なく後輩の私達に、もっとも大切なノウハウを教えて頂き感謝しています、ありがとうございました。後は実践し継続するだけです。
●谷田 美佳
今回の未完塾に参加して私はとても勉強になりました。みなさんのお若い時の失敗談に、「みんなそんな失敗してきたんだな」と思う気持ちと共に、自分と照らし合わせてみると今、自分がどの位置にいるのか、ということがわかります。みなさんが、失敗を繰り返しながら知った大切な事を今だに自分は知らなかったり、つい、最近気がついたばかりだったり。それが自分のバロメーターになってこれから自分がどういう意識を持っていかなければならないか。自分がどの方向に進めばいいのか。ということが少しわかってきました。
また、人前で上手く話しをできるコツとかどうすれば上手く話しができるのか。とかそんなことも教えていただきました。
未完塾の2時間だけでは、時間的に物足りなさもありましたが、その後の食事会で、色々な話を全員でできたことがとても大きい収穫だったと思います。昔は私も出不精で、会議とか、何かの勉強会とか堅いものへの出席は苦手で、新しい人に会うのも苦手でしたが最近は意識して積極的に出席しています。まだまだいろんな事を見たり、聞いたり色んな人に出会ってみたいと思うようになりました。それが、今、デザイニストとして私にできる勉強です。
今回の未完塾は、とてもシンプルでした。だからこそ、色々なことに気がついたり、発見したりと、得る物が多かったと思います。
●岡本 孝
今回担当して本当に良かったです。最初に僕が考えていたのは、その道を極め、先端で活躍する講師を招き、知識を高め、勉強するという感じで、誰を招くのがいいかな、なんて考えていました。せっかく参加してくださる人に、何か学び取って帰ってもらいたいと思っていました。確かに第一線で活躍されている人の、専門分野の話は、奥が深いというか、底が見えないというか、どんどん引き込まれます。ですが今回は、あえて深い話で無く「生い立ち」を語っていただきました。正直どんな展開になるか不安でした。しかしそこは会長、両副会長の力、どんどん引き込まれてしまいました。
たとえば僕は何かに行き当たったりすると、それを解決してくれそうな、悩みに応えてくれそうな本に手を出します。それは確かに近道です。専門分野にたけた人に、その分野の話しを聴けば、それはそれで知識を得ることが出来ます。それも勉強です。
しかし今回の未完塾のように、専門分野をこえて、原点であったり、別の視点の話を聞くことが、また勉強になり、やる気を起こしたり、自分を見つめ直す事に繋がるというか、そういう学び方があるんだということを柔らかく気づかせてもらった気がしました。
第10回の未完塾が終わってから、今回の担当として「自分育て」とか、「学びかたって?」とかずっと考えていたのですが、今回を終えたおかげで、それが少し見えたような、手法のひとつを得たような、気がしてなりません。どういう未完塾を行えば、皆さんに学んでいただけるか?なんて偉そうなことを考えていた、私自身が、今回の一番の収穫者であるような気がします。
●吉田 司
会長、副会長のお話は今までいろいろとお聞きしてきたつもりでいたのですが、なかなか初めて聞くことが多く、知られざる一面を見せていただいたような気がします。
しかしいつもながら思いますことは、会長、副会長といったトップの人が、とても身近な存在として感じられる雰囲気というか、人柄というか、適当なことばが見つかりませんがそうした距離感を設定していただいているということにとてもありがたさを感じます。
皆さんの失敗談(のち成功談)をお聞きして、勇気が湧いてきました。もっといろんなことを聞いたり、相談してみたりしてみたい、終わってみるとそう思える自分がいました。
人生無駄なことはひとつもない!経験することの大切さをまたひとつ教えていただいた第11回でした。
●前田 奈生美
今回は、参加して今の自分と、学生時代の自分と、これからの自分というようなかんじで皆さんのお話を聞きながら、深く自分と向き合う機会となりました。
今、私は専門学校で教員として働いていますが、常に今の自分の指導ではたして本当に学生のために何かできているのか、彼らに何か伝えられているのか様々なことを考え、試行錯誤しながら毎日を過ごしています。
敏功先生の学生時代のアルバイトの話を聞いて、自分の学生時代のアルバイトのことを思い出したりもしました。いろいろありますが、一番の思い出は、チボリ公園のCMにエキストラで参加できたことです。絶叫系アトラクションにOKが出るまで、連続で乗らされたうえに「音声に入ったらいけないから、声出さないでね♪」という鬼のような一言で撮影が始まり、同じ大学の友人たちと乗り物酔いをしつつもすごく頑張って仕事をこなしたことを覚えています。実際できたCMにはほとんど映っていませんでしたが・・・。
一本のCM撮影をするにも太陽待ちがあったり、カメラテストがあったりたくさんの人たちが色々な仕事をされていました。どのアルバイトもそうですが、いろんな人との出会いがあり、いろいろな経験をすることができました。学生にも、面白いこと、自分の身になることならないこと、嫌なこと辛いこと・・・そういうことを全部!!経験してほしいと思っています。EDAも、未完塾への参加もそういう経験のできる貴重なチャンスの一つですし、積極的に参加してほしいと考えています。しかし、何かを得るというのは「やらされている」と思いながら実行する場合と「やりたい」と自分から自主的に実行するのとでは、身につき方も違うと思います。
今まで私が生きてきて経験したことは、学生よりは多くありますが、やはりそれは、私ひとり分の少量の経験であり、まだまだ浅いのです。
EDAのイベントや未完塾に参加することは、私にとっては「自分育て」の部分が多く占め始めています。自分が育ち、多くの経験をし、魅力的な人間に少しずつでもなっていけば、私の発する言葉にも深みや説得力が今よりも増えると思うのです。「こいつの言うことだけは、聞いてやってもいいかな!」と思ってもらえる人間になりたいと、思います。ひとりよがりの頭でっかち人間にならないように、多くの人たちの価値観・意見を聞けるこの塾に再度感謝!!
●露口 武志
お話の途中に今回の未完塾が楽しいですか?という質問がブジンさんからありましたが、残念ながら自分にとって未完塾を楽しむところまではいっていません。でも、お答えしたように帰りにはいつも来て良かったなと心から思う自分がいます。お三方の若かりし頃のお話を聞いて、「人との出会い」の大切さについて深く考えることができました。この未完塾に参加するきっかけになったのは、大内先生の紹介で見学に行った岡田印刷でたまたまいっしょに来られていた清水さんに未完塾に誘って頂いたのが始まりです。これからも「人との出会い」を大切に、いろいろなEDAのイベントに学生共々積極的に参加して行きたいと思います。今回は講師をして頂いたお三方有難うございました。
●光盛 香奈子
今回の未完塾は一味違ったものでした。
私が印象に残ったことは、藤井副会長が言われた、「興味のないこともいいものは見るべき」ということでした。確かに、好きではないことに興味を持つことは、なかなかできにくいことですが、そのことで人を大きくしたり、自分が変わるきっかけになるかもしれません。そして、苦手を克服できるヒントが隠されているのかな〜と思います。EDAにいると、いろんな個性的な人に出会うのが面白いのですが、人との出会いも同じかもしれません。「点が線になって、面になる」いい言葉ですね。
ぶじんさんの独立秘話は(人に相談もなく?若くして「無謀」だったこと、その他諸々)何度も聞いているから驚きませんが、ビンさんが目上の方に相談しながら慎重に独立されたこと、高校時代から車に乗っていたことなどが、意外(すみません)な感じを受けました。でも、若いころは、私たちと同じくらい、いいえ、それ以上のいろんな体験をされ、今につながっていること、それらを身近に感じ、楽しく聞かせていただきました。
●大野 千佳
これまでにも何度か諸先輩方の経験談を聞く機会がありましたが、そのあまりに豊富な経験、とりわけ若い頃に積み重ねてこられた様々な勉強の話などを聞くにつけ、その年齢をとうに過ぎてしまっている自分にはすでに手遅れの話ばかりのように思えてなりませんでした。けれどもそれは年齢を理由に逃げていただけなのだと最近気づいたところです。遅いだなんて!とんだ驕りでした。
「今でも未完だ」と40代半ばにして再出発をされるブジンさん。道は違っても求めているものはきっと同じだと思います。「役立つデザインを考えたい。そしてそれを見つけたら、またみんなに話したい」と言ってくださいました。その言葉を信じて楽しみに待っています。いえ、待っているだけではありません。ひょっとしたらわたしたちの方が先に見つけるかもしれません(!)。
勉強がきらいで、勉強しない期間が長かった、とおっしゃる藤井さん。とてもそんなふうには見えない、知識の泉のような現在の藤井さんを見ていると、何かを学び始めるのに「もう遅い」ということは決してないのだと勇気づけられます。「好き嫌いで判断して、識るきっかけを自ら閉ざさないこと」というアドバイスを教訓に、一生いろんな経験を積んでいきたいと思います。
そして目下のところ、そのいろんな経験の場を一番与えてくださっているびん会長。ときにはプレッシャーであり、泣きも入れますが、「人生、誰に出会うかが大事」という言葉をまさしく体現されているびんさんを見ていると、せっかく出会ったびんさんが、せっかく与えてくれている機会を無駄にしてはならない(のだろう)と思うのです。ちなみに私も週刊誌を「読む派」です。
●宮原 優子
なぜ、EDAに参加するのか?とブジンさんがおっしゃった事、未完塾が終わって3日立ちますが、まだ考えています。「勉強になるから」と「いろんな人と接してみたいから」が当初私の入会理由でした。今、現在約2年経過しましたが、確かに勉強にもなってるし、いろいろな人とお会いすることもできました。でもそれ以外にもあるからきっと参加しているのでは...と考えてます。元々私という人間は面倒くさがり屋のいまいち積極性に欠ける人間で、勉強とか、出会いなどということにあまり重きを置けないのですが、そんな私でもなんとな〜く参加して、皆さんの話を横で聞いているうちに、「あ、ちょっと面白いぞ」なんてことに気付きだした今日この頃です。鈍い私がそんなことに気付き始めることが出来たのも出会いを大事にしてらっしゃる人生経験豊かなビン会長を始め、副会長の方々の魅力がきっと引きつけてくれているんだなぁ・・・なんて実感した会でした。最後に「オイシイトコどりはムリ」って言葉、グサッってきました。いい言葉です。
●森脇 三枝子
今回は、今まで以上に視野を広げて考えることができ、タイミングも良かったと思います。
会長・両副会長が歩まれて来た道や転機についてのお話は、初めてお聞きしました。良くも悪くも経験すべてが未来そして現在に繋がり、いろいろな経験をしても、それを良い経験ととらえ、自覚することが大事なことなのだと改めて気づかせていただきました。ありがとうございました。
またお話の中には、いろいろな人達や三人の出会いについても出て来ましたが、懇親会でそんな友達はいるかと聞かれ、私は「それほどの友達はいないかもしれません」と答えました。それは単純に友達関係に「それほどの」という表現をつけて考えたことがなかったのでそう答えてしまいましたが、年齢に関係なく、一緒にがんばったり・楽しんだり・相談しあったりする友達は私のまわりにもいます。そんな友達やいろいろな人達との出会いは、一生の財産になると感じ、つながりを今まで以上に意味のあるものとしてとらえ、大事にしていきたいと思いました。
様々な教訓を胸に、いろいろなところに足を運び、耳をかたむけ、参加していきたいと思います。
●菊池 智子
私はビンデザインのスタッフなので、ビンさんの話はよく聞いています。話の内容を頭に入れるというよりも、3人の話す顔や勢いの雰囲気ばかり見ていたので話を聞く以上に「人って、いろんな側面があるんだ」なんて思いながら聞いてました。歳を重ねてきた人というのは、経験の中で出した自分なりの答えを持っています。そういう人の話は、今分らなくてもいい、その人たちの発した言葉たちが生きていく中で分る時が来るだろう、それくらいの気持ちで聞きました。いくら尻をたたかれても、自分が「やろう」と覚悟してやりはじめていろんな事が変化し、展開していくと思うので。。。
が、が、が、それで終わってしまった。なんか物足りない。。。そう、聞き手側は言葉を発してない。そうです、話す側と聞く側が分かれちゃったのです。だから物足りなかったのです。「質問のある方は2次会でどうぞ」と言ってても、酒が入るとそんな気になれないのが本音では?2次回はあくまでも、講演者をより近く知れるという考えで組み込まれたものでしょうけど行けない者もいます。(ちなみに私は今回は行けませんでした、だから気付いたのかもしれません)本来は、講演という決められた時間の中で、どれだけの事ができるか?というところで企画をしていく方がいいのではないでしょうか?
講演という固定概念からそろそろはみ出す方がいいかもしれません。(固定概念、これほど恐ろしいものはありません;がしかし、私ほどこの罠にはまっている者もいないと思われます;)コミュニケーションやワークショップに重点を置く方向でこれからの未完塾が進む方がいいのでは?と思います。
試行錯誤していろんなスタイルをとってみる。未完塾、その繰り返しでいいのではと思います。 |
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