●浅山 仁プロフィール

第12回未完塾は、2月21日(金)19:00より、EDA賛助会員 山本学園 松山デザイン専門学校の教室をお借りして同校講師、浅山仁先生によるデッサン教室を開催しました。参加人数は12名。

前半は、「デッサンセミナー」と題した講義。「デッサン」をする上で根本となるエレメント(要素)「点・線・面」の理論からはじまり、科学的・合理的な眼をもつ西洋文化、それとは対照的に「写意」の心をもつ東洋文化の違いなど、わかりやすく説明していただきました。その上で、浅山先生のデッサン理論「イメージによる立体表現」を伝授していただき、対象となるモチーフのとらえかたを学びました。

後半は、前半の「イメージによる立体表現」を理解した上で、実技に入りました。複雑な形をした石膏モデル「アグリッパ」を目の当たりにしたとき、「イメージによる立体表現」が、いかに難しいことかを実感。高い鼻、彫りの深い目、立派なアゴ‥‥理論はわかっていても、それらを単純な面に置き換えていけない「写意」な自分を感じた人も多かったのではないでしょうか。最初は恐る恐る描いていた線も、しだいに力強くなり、いつしか無心に線を重ねていました。一時間半という時間は、一つの作品を完成させるには短い時間でしたが「デッサン」を楽しむということは体験できたと思います。

その後、それぞれの作品をならべ、批評をしていただきました。同じ石膏モデルを描いたとは思えない、ぽっちゃりしたものや、七三分けのものなど、個性豊かな作品がずらり。楽しい批評会となりました。

今回は、夜の学校での塾ということもあり、不思議な気分を味わえたのではないでしょうか。また第13回未完塾の担当 吉田さんから「写意という言葉は、今度の未完塾にもつながるんです」という言葉をいただき、偶然にも次につながってうれしく思います。今回のタイトル「線から面へ」ではありませんが、これからも学んだことが、どんどんつながる未完塾であったらいいなと思いました。

最後になりましたが浅山先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。

第12回未完塾担当:斎郷/西尾