●宮原優子
今回の未完塾は、一番最初の打ち合わせ段階に立ち合わせていただいたこともあり、私はとても楽しみにしていた会でした。松下さんと坂本さんのペアというので(異色ペア?)会の進行状況を見ていると、とてもスムーズに自分たちのやりたいことを上手に織り交ぜていて感心されられました。

さて、生け花と花器「器あそび、花あそび」でしたが、まず生け花は興味はあってもやる機会がないことの代表選手のようなもので、下手に触るとお花がかわいそうとか、すぐ萎れちゃうとかなんとか、理由をつけてなんとな〜く避けてたとこがありました。が、やってみると、たのしい。やってみるって言っても、自由奔放で基本なんてほとんど無視(私だけ?)だったからでもあるわけなのですが。
花器。これは面白かったです。ホットプレートであんなに自由自在に柔らかくなるものなんですね。あまりに自由自在になりすぎて手に余ったりもしましたが....。ぐにゃぐにゃ。名器が出来たと喜んで家に持って帰ると家族に『ゴミ』だと吐き捨てられました。これだから素人は。まったく。

未完塾生の大胆な作品も印象深かったです。ブーケ貰ってもそのまま花瓶に挿すよりも、ちょっと活け直すことが出来る人の方がかっこい〜ですよね。出来る人になりたいな〜。なれればな〜。ちなみに未完塾で貰った花は私は家に帰ってすぐに活けましたよ。みなさんは?フッフッフ。

自分にとってすごく勉強にもなったし、なにより面白かったです。ありがとうございました。


●高須 美登里
私は久々に参加できたこともあり、とても有意義な時間でした。諸先輩方にいろいろお話をいただくのも勉強になりますが、今回の形は実を伴っていて、頭だけでなく体ごと勉強になったと思います。塾生自らが講師をするという進行自体も非常にスムーズで、よく練っているなと感心しました。それに同じお題で同じ材料があっても、一人ひとり感性や発想があんなにも違い、あれだけ異なる作品ができあがったことは驚きです。今回のような塾生の姿が見える機会がもっとあっても、面白いのではないでしょうか。

まずは「器あそび」から。あれは思い通りになりすぎると言いますか、ならないと言いますか…。力加減一つで変形し、思い通りの形にならず、「思いきりがいい」と「行き当たりばったり」は違うということを痛感しました。

そして「花あそび」。これは性格が出たのか、基本に忠実な作品となりました。宮原さん同様、私も生け花はやってみたいと思っていることの一つだったのですが、花を枯らしてしまうとか、正座ができないとかの理由で遠ざけていました。でも今回の未完塾で、そんな心配を上回る面白さがあることが分かり、本格的にチャレンジしてみようかなという気になってきました。花は「いける」ことにより「生ける」ものとなり、さらには「活ける」ものとなるのが、とても興味深いです。

余談ながら。私は器づくりに失敗し、適当な形にまとめていたのですが、たまたま持参した花器にぴったりはまるサイズだったのです。花とのパランスも絶妙で、器もここにきて完成させることができました。「終わり良ければすべて良し」という教訓を得たような気分です。

今回はいろんな意味で勉強になりました。ありがとうございました。


●松下 聡子
4月6日の日曜日、お忙しい桜の時期、参加していただいた皆様、ありがとうございました。当日は楽しんでいただけましたでしょうか?進行・企画ともに2人でさせて頂いた中で感想を延べさせていただきます。

私は「花」が担当でしたので、草月流の資料をつくりながら、また、花屋に材料を探しながら、できるだけ大きな大きな「たにわたり」を用意しよう…みんながどう扱うかが見てみたい…と、期待したり。

はじめていけ花をする人が迷うことは?枝ものをみんなが、切ることができるかな? など、少し不安でしたが、(実際、事がはじまると、アクリル板や花材を皆さん、自由に、こわがらずに操り、ホッとしたのですが)

事を調べていくうちに、自然と自分自身が基本に立ち返って、改めて勉強していました。また、担当して感じたことは「参加のみ」より「企画からが面白い。」でした。

スケジュールの読みがあまく、準備時間の少ない中、企画段階から相談に乗っていただいた大野さん、平松さん、器づくりのお手伝いもしてもらった清水さん、器の実験の場所や資材も提供していただいた耕一路広告社様へ、当日サポートの宮原さんへ(終ってみると、多くの参加者の方に手伝っていただき成り立った14回でした。)本当にお世話になりました。
PS、秋には「七草」をいけましょう。


●平松 以久子
久し振りに草月の<基本立身型>を学び、十数年?前の私を思い出しました。あの頃は何故、<真>が10〜15度でなければならないのかそればかり疑問で反抗ばかりしていた私がいました。1+1=2のように決まったものの中から1+1=10になるという事を教えてくれたのが草月流の創始者、蒼風先生でした。また<花>の仕事をしていく中で<私の活けた花は、野に咲く花には叶わない>と思い、一度この仕事を辞めようと思った時<花は活けると人になる>と教えてくれたのもまた蒼風先生でした。いろんな事が頭の中で巡り巡った時間、毎日の仕事に追われ忘れかけていた大事な<花>と<私>との時を思い起こさせてもらえた、ひとときでした。

やっばり<花>はいいですね!!!弱っていても滅入っていても<花>に触れると元気になる。
私の場合<花>には教えてもらってばかりです。
<花>を私なりの<人>にしてあげられるのはいつのことやら・・・。

また<器>造り。最高におもしろかったです。もっともっと時間があったら私は間違いなくず〜と創り続けていたでしょう!!ひとつお詫びです。松下さんから、みんなの花活けを手伝ってと言われていたにもかかわらず、ごめんなさい。器創りに夢中になりすぎていました。反省しています。でもみんな<器>と<花活け>でひとつの作品としてとても楽しんでましたよね!!
<花>も<器>も一花一葉で、その日その時の自分が出せて、あの日のみなさんの作品もあの日あの時じゃないと出来ないものばかりでそれぞれの個性が出ていたと思いました。

今までの未完塾の中で一番、インドネシア支部にいる向井がいたら喜ぶだろうな!!!と思いました。

最後に坂本さん、いいアイディアをありがとうごいましたアクリルは創った事ありましたが塩ビは初めてで、でも塩ビの方が扱いやい!。今後の仕事に必ず生かします。


●森脇 三枝子
開催前に、何の器に活けようかと考えるところから楽しい時間でした。普段は別の役割をしているものを使いたいということとできるだけ自然な色合いで活けたいとの思いから緑色の紅茶缶とガラスの霧吹きを持って行くことにしたのですが持ってきた器は、凛とした今回のお花よりも野花(小花)の方が合うかな?なんて思い込んで、紅茶缶は葉物で覆い、霧吹きに活けることを諦めてしまったことは心残りです。今後の課題にしておきます。そんな物足りなさを感じていた私の2点の作品を枝ものを使ってつなげ、ひとつの作品へと変化してくれた松下さん、ワザを見せていただきました。

器づくりは、硬い塩ビ板・アクリル板に熱を加えるとで(しかも身近なホットプレートで!)簡単にやわらかな曲線を創り出せるということに夢中になってしまいました。透明の塩ビで失敗した後に、坂本さんが自由自在に曲げているところを観察して少しコツをつかませてもらいました。水は入りませんが・・・、オアシスを使っても良いとのこと安心しました。(溶ける心配がなければライトスタンドにしたいところです)

今回の「器あそび、花あそび」は、造ること活けることをほんとうに楽しむことが出来ました。担当お二人のやりたいことや、経験を活かすことをうまく織り交ぜた会の内容そして準備の良さ、参考にさせて頂きます。ありがとうございました。


●光盛 香奈子
皆様、お疲れさまでした。

最近、なんでもやってみるもんだな〜と思います。興味がなかったことも、やってみると、意外と面白かったり、こんなこと好き。と思っていても、意外とうまくいかなかったり。私にとって、お花を生けるのは、どちらかというと、後者です。

器作りも花を生けることも決断の早さと、思いきりのよさ。迷っても、次の瞬間、どう使うか、どう生かすか。そんな瞬時のひらめきを大事にするもののように感じました。それはまた、動物的な勘、という気もします。私の場合、花にもてあそばれている感もあり、訓練が必要でしょう・・・以前、平松さんから聞いた言葉でもあり、今回の感想にもあるように花に触れると元気になる・・・そんな感じ方って素敵ですね。

皆さんの感性を垣間見た、未完塾ならではのおもしろい企画で、時間に追われる日々を忘れたひとときでした。ありがとうございました。