最初、未完塾のあり方を思った時、担当者のやってみたい事が、いい形でブレンドすればいいな、と常々思っていました。「花をいけること」「器をつくること」その2点をやってみたい…。もう一人の担当の坂本さんとは、ほとんど面識がなかったのですが、話すうちにイメージのすり合わせができた事は、ラッキーでした。「これは楽しいことができそうだ」という感触もありました。けれど、事前の準備期間は短く、(内容の修正や、会場で熱源をどうする?材料の実験など思わぬ足らない事がたくさんでてきた期間でした。)3月末に会長に内容説明をさせていただいた際には、同時に2つの事をやる難しさ、また遊びの中にも基本を必ず盛り込む事の大切さなども実感しました。当日は前半で草月流派の流れ、いけ花の基本花型法と植物のあつかいの説明、器づくり(塩ビ板加工)の説明を行い、後半2時間半をそれぞれの製作時間としました。参加者はものづくりに関わるいろいろなメンバーですので、同じ材料で、どこまで違うものが出来上がるか、それを見るのも楽しみの一つです。のびのびと、机をはみ出るくらい大きく活ける人、オリジナルな器づくりに時間をかける人、小さいけれど徹底的に繊細に自分の世界を作る人、その人の個性やものづくりの姿勢が自然と感じられる、とても心地よい時間でした。また、担当者として、感じたことは何か行う際には、頭の中でいろいろ考えずに動いてみることが一番であること、でした。参加していただいた皆様へ、ありがとうございました。
(松下 聡子)
“いけ花”は自分も興味があり、機会があればやってみたいと思っていました。それが今回未完塾のパートナー松下さんから「お花を使って遊んでみませんか?」と提案があった時、是非やってみたいと思いました。自分も担当者の一人として何か出来ることと思い、“自分で器を作る”ことを提案しました。ですが、“いけ花”というと自分の中ですごく固いイメージがあったので器も良いものを作らなければ、と材料も考えました。器を作る素材にアクリルより加工のしやすい塩ビのプレートを用意しました。と、ここまでは良かったのですが、バーナーで加工しようと思ったところ、消防局の許可が要るということで、火を使っての加工を断念。次にオーブン、これも当日使う塩ビプレートのサイズは40センチ角。とてもそのままの大きさでは入らないためこれも却下。そしてホットプレートを思いつき実験したところ大成功。本格的に松下さんと実験し、熱(70度以上)を加えるとみるみる柔らかくなり30秒後には固まってしまう…。一瞬のひらめきと思いっきりの良さが必要であること、かりに失敗しても、その形をどう使っていくか?その大切さを、実感しました。これらの事は我々の仕事の中でも良くあることだと思います。自分自身今回の未完塾を担当するにあたり、多くの事を学びました。今後いろいろな場面で、この経験を生かしていこうと思います。最後にパートナーの松下さん、最初から最後まで任せっきりですみません。それから準備段階からお手伝いして頂いた清水さん、参加して頂いた多くの会員さんの協力があっての成功だったと思います。本当にありがとうございました。
(坂本 大輔) |
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