●吉田 司
講師の牧さんをはじめ、奥様、お嬢様、ファームのスタッフの方々、早朝から手伝いや道具を貸していただきました未完塾生のご協力のもと非常に楽しい会となり、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。すがすがしい天候に恵まれ、「地」、「陽」、「火」、「木」、「水」のエネルギーに包まれ、収穫の喜び、つくる喜び、食べる喜び、語る喜びに満ちた時間。ほんとうに「心」と「体」にやさしいひとときを過ごすことができました。
またそれと同時にいろいろなことを思う契機ともなりました。私は兼業農家の長男として生まれ、幼少のころから、「百姓はするもんじゃない」といわれて育ちました。減反政策だの、オレンジの輸入自由化だの、暗い話題が登ることが多かった印象が強く残っています。時は高度成長期。ハイテクや現金収入が尊ばれた時代、農家の地位は次第に低くなっていったような気がします。
江戸時代の身分制度「士農工商」。「農」は2番手。これは百姓の機嫌取りということもあったらしいが、「食」の大事さを物語っているようにも思います。高度成長期を言い表すならば「士商工農」かな?ビジネス、そして高度成長を支えた先進技術にとって変わられ、相変わらず一番は「士」(政策)。今、これからを考えるならば「農工商士」くらいがいいのではないかと思うのであります。きちんとした「食」、「環境」、世界に誇れる「技」、それらを根幹にしたビジネスであり行政・政策であって欲しいと思うのであります。
牧さんが自分を食べ物に例えて「麦」と言われた。ピンとまっすぐ上を向いている姿が好きだ、けど倒れる時にはポキッと折れてしまう、そういう生きざまに共感するといった内容だったように記憶しています。
僕もそういう生き方をしてみたいと思っています。時々「生きざま」と同時に「死にざま」を考えることがあります。世界を代表する「長寿国家」にいながら、心底長生きしたいとは思えない自分がそこにあります。おそらく「長寿」という言葉に違和感を覚えているからかも知れません。ぼくの言葉でいうならば「延命国家」。いたずらに数字を増やすだけの長生きに魅力は感じられないのです。しかしながら、牧さんから食の力、農業の力、未来の可能性を知り、僕の中で長寿への希望の光が見えたような気がしたのであります。きちんとした「食」をとり、自然からの恵みをいっぱい「いただく」生活。自然のリズムを感じながら生きていきたいと思います。
余談ですが・・・ジェイ・ウィング・ファームでの未完塾以来、うちの子どもはタンポポやヨモギをみると、「これ天ぷらにするとおいしいんよね。」とか、スイバをみては「ジャムつくって」と言います。今までは単なる「草」ぐらいにしか思っていなかったものが、「食べ物」にみえるようになったようです。しかも料理法まで。
少し前まではおのずと受け継がれていた知恵や工夫が、引き継にくい状況に陥っている現在。情報の媒体が人ではなく、テレビなどのメディアに取って代わったのが大きな原因かもしれないことは牧さんもおっしゃられていたこと。情報を手に入れる苦労が激減した今日。やはり自分の目や手や足で稼いだ情報にまさるものはないことを実践し、子どもにも伝えたいという思いです。


●宮原 優子
今回の未完塾は私が育った近所で行われたこともあり、興味津々でした。ジェイウイングファームさんの周辺はお散歩コースにも入っていてMAKIFarmも以前からこの中でお弁当食べたらおいしいだろ〜な〜と思っていました。今回の未完塾でお弁当でなしに野草を食べることになるとは...。とても新鮮な体験でした。
農作物についてのお話は、なかなか聞く機会のない生活にある自分にとって大変考えさせられる内容でした。自分が毎日口にする食べ物なのに、「誰かがちゃんと管理してるんじゃないの」なんてまるで人事のように思っていたりして。「野菜は時間か経つと萎びて当たり前」とはまさにその通りです。
毎日、ニュースや新聞では遺伝子組み換え食品の問題や過剰農薬散布問題等々、自分が食事をしている最中にもそんな話は聞いてるはずなのに、どこかテレビや新聞の中だけの話になっている時があります。過剰に反応するのではなく、もうすこし自分の食べている農作物についても、消費者に選ぶ権利がある分だけ、責任も課せられるのだと思いました。
食物について考えたり、お散歩がてら野草をとったり、とても楽しかったです。おいしい野草とおいしいお酒と楽しいお話で、さわやかな時間を過ごすことが出来て感謝です。

最後に準備後片づけ等々大変な企画だったと思います。ジェイウイングファームのスタッフの皆様、塾長、吉田さん、有馬さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。


●ミヤモトヒサコ
担当の吉田さん・有馬さんまた準備のお手伝いをされた塾生の方々、当日はお世話になりありがとうございました。開始時間に合わせて参加したものの、会場にてこれは準備が大変だったでしょう!!と申訳ないと同時に感謝の気持ちでより気持ちが盛り上がりました。片付けも含め本当にお疲れさまでした。
講師の牧さんをはじめ、奥様、お嬢さん、ファームのスタッフの皆さん、素敵な時間、体験をありがとうございました。素材から愛情こもったおにぎりもお味噌汁もみんなみんな美味しかったです。ごちそうさまでした!そもそも、牧さんパワーに憧れての参加でしたが、かねてから興味のあった「野草」に触れ親しむことができたのはとても嬉しい体験でした。あと家族で参加させていただいたのでよけいに、牧さんファミリーが印象的でした。皆さんイキイキした瞳で見ていて気持ちのよいご家族でした。牧さんの穀物や野菜などのお話を聞いて、生活そのものが教育と実感しました。なんか文字にすると変ですが、教えるや教育するではなく、両親の日常が自然と子供に伝わっていくのだと痛感して、牧さんのお嬢さんが頼もしくまた羨ましく思いました。きっと素敵なお嫁さんになるでしょうね!そんな自然体な子育て夫婦育てが出来たらいいなとあの自然の中での一番の感想でした。主人は仕事で牧さんに出会ってから、目からウロコが落ちたとか!??前々から(牧さんが〜)とお話を聞いていましたが、前回はホテルでの講演でしたので、今回初めて牧さんを身近に感じ主人の牧さんを慕う気持ちがよ〜く分りました。
我が家は昨年末、子育てを考えて自然の多いところに引っ越ししました。日常に追われ、見のがしているところでしたが、季節を通して野に咲く花や草を親子で、自然に覚え生活にも取り入れていく、とてもよいきっかけになりました。
最後に牧さんよりのお返事から『何かを作り出すと言う事はジャンルを問わずエネルギーの要るものです。何事も元気を出して行きましょう!』のお言葉がなんだかあったかく感じて「忙しい疲れた」と気持ち余分に肩に力が入っていたのではと反省して、いつも心の奥において、家族や自分の背中をポンッ!と笑顔で押す母であり妻でありクリエイタ−でありたいと思いました。ありがとうございました。また、遊びに行かせて下さい!今後とも宜しくお願い致します。


●光盛 香奈子
野草探しをしているとき、小さい頃に、あぜ道を歩いて田んぼの中で暗くなるまで遊んだ記憶がよみがえってきました。そういえばあの頃、「この葉っぱ食べれそう・・・」と、何となく草を口に入れて確かめていた事がありました。食べれるか、食べれないかそれを野性的な勘で判断していたように思います。知識も何もなく、自分の勘を頼りにすること、それが楽しかったんだと思います。(それを遊びで食べていました。。。晩ご飯にも登場してたかな??)
野草がおいしかった。自然も空気も、まっすぐに伸びた麦も気持ちよかった。生み出すエネルギー=元気=おいしく食べること!!牧さんを取り巻く環境にすぱっとした、シンプルさを感じました。
牧さん、ジェイ・ウィングファームの皆さん、吉田さん・有馬さんお疲れさまでした。ありがとうございました。


●松下 聡子
自然の営みから食べ物が生まれ、私達はそれに合わせて生きていく…。ごくあたり前のことが、見失われてる…。そんな「問いかけ」の時間だったと思います。
私自身は、月に2回ほど、朝採れ市で野菜を買いにいっています。何よりも「野菜のしっかりした味」がするから。それらを食する事ができるのも本当に幸せだと思っています。
「外で採れたてを食する」楽しさ。ありがたさ。お天気にも恵まれ、皆、生き生きしてとても楽しそうでした。何よりも食べ物のまわりには、たくさんのいろんな可能性があふれていて、牧さんのお話しから「食」の大切さを実感しました。

牧さん、J・ウィングファームの皆様へ楽しい一日をありがとうございました。担当の吉田さん、有馬さん準備も含めありがとうございました&お疲れ様でした。


●森脇 三枝子
担当の吉田さん・有馬さんお疲れさまでした。そして牧さんをはじめジェイ・ウィングファームの皆様ありがとうございました。
ぽかぽか陽気にほのぼのとしたひととき、ゆったりと過せたのに学ぶことは盛り沢山でした。
食の歴史・大切さを教えて頂いた後の野草採り・調理・食事会は食をとることの幸福感を実感致しました。また、お食事を頂いたあの空間拾われてきた木々達に、炭焼き釜、囲んで座れる木の椅子・・牧さんの思いやりを感じ、遊び心も見られあの空間に居るとなんだかほっとしました。子供達も目的を持って作られた遊具よりも自由な発想で遊んでいるようでした。
後日、朝の番組で今、一部の学校では「食育」に力を入れていると放送されていました。子供達は授業で、野菜を育て収穫したものを自分達で調理して食べる。2才の子供でも包丁を握らせ、使い方をあやまると危ないということも体験しながら学んでいるようでした。小学校では、自・br> 家で教えれなくなったから学校でやらざるを得なくなったという現状・・でも教える場所が変ってしまったとはいえ食の大切さを忘れてはいないことに救いがあるように思います。(余談でした。。。)


●斎郷 隆喜
担当の吉田さん・有馬さん、そして牧さんをはじめジェイ・ウィングファームのみなさん、ありがとうございました。とても気持ちのいい日曜日になりました。
はじめに今の「食」「農業」の歴史、問題のお話を聞いたとき、何年か前、知り合いが趣味でやっている畑を手伝わせてもらったのを思い出しました。その畑でとれる野菜はとても味が濃く、香りの強い春菊やピーマン、ほうれん草などはあきらかに、スーパーで売っているものとは違いました。いつのまにか野菜の味も変わってきているんですね。変わることも大切ですが、今の日本にはもとに戻す勇気が必要なんじゃないかな、と感じます。
牧さんのお言葉、「何かを作り出すと言う事はジャンルを問わずエネルギーの要るものです。」ほんとですね、あの日持ち帰った作りかけのスプーン…手にマメをつくりながら一日ががりでしあげました。

●大野 千佳
家が石手川の近くで(昔はその名も下川原)毎日30分から1時間の散歩を日課としています。石手川は水のない川として有名ですが、意外にも野草が多く、河原から土手の公園までいろんな草花が生い茂っています。ぼんやり歩いているときにはただの雑草でしかありませんでしたが、牧さんのところで摘み菜を経験してから、よくよく見れば「おいしそう」な野草がいっぱい・・・!そういえば、一緒に散歩している我が家の犬は、消化不良を起こしたときなどによく草を食んでいます。それもどんな草でもいいわけではなく、それなりに選んで食べているようです。誰が教えたわけでもないのに不思議なものだなあと思っていましたが、食とは本来そういうもの=本能的なものなのかもしれません。
自然と向き合う本能が退化してしまった私たち。昨年EDAの講演会で「自然にやさしくなんて、そんなのは人間の驕りとしか言いようがない。自然はもっと厳しいもの。ほんとに厳しいんです」と仰っていた牧さんの言葉が忘れられません。常に自然と真っ正面から向き合っている牧さんだからこそ、こんな豊かな時間も楽しめるのですね。
呼び覚ませ本能。タンポポとヨモギぐらいしかわからなかった私としては、まずは庭にはびこる雑草たちと対峙するところから始めましょうか・・・

最後になりましたが、牧さん、ジェイウイングファームの皆さま、おいしい時間をありがとうございました。ネギぼうずの天ぷらには心底感動しました。だんごのおみそ汁やおぜんざいもおいしかったです。お嬢さんが言われた「料理ってクリエイティブですよね」という言葉が印象に残ってます。ほんとに。料理嫌いを返上しなければ!


●藤田 雅彦
ちまたに溢れる食材のあれこれ。八百屋、スーパー、コンビニで手に入る様々なものたち。ビバ!食通気取り、「いただきます」。もぐもぐ。ビバ!スローライフ&スローフード!文化人気取り、「いただきます」ぱくぱく。って、そもそも誰に言っているの?「いただきます」という言葉?1人暮らしの部屋に響く「いただきまぁぁぁぁす。」相手は、守護霊?背後霊?地縛霊?嗚呼、教えて頂戴、宜保愛子!草場の陰からこそっとね!と、いうことで「いただきます」。形骸化した言葉。
今回の未完塾で学びました。体感しました。「いただく」ということ。
食した、米や麦、そして様々な野草たち。これらは、大地を通した、「恵み」の産物。そんな「恵み」を私たちは大地から「いただいているんだ」ということ。八百屋、スーパー、コンビニが作り出したものではないのです。
えっ!当たり前じゃないか!そんなこと!!
「当たり前」が忘れられている日常。形骸化する、生活のあれこれ。
牧さんのお話。牧さんの想いの結晶である四穀米や麦、そして、農場。それらを通して、忘れていた様々なモノやコトを思い出すことができました。
牧さん、ジェイ・ウィングファームの皆さん、ありがとうございました。また、担当者の有馬さん、吉田さん、お疲れさまでした。
会場設営の際、牧さんの一言。「竹の器は、底を削るとグラグラしないよ!ちょっとしたことだけどね。」そんな「ちょっとした心遣い/もてなしの気遣い」は私にとって、「おまけ」の成果でした。


●平松 以久子
まずは担当の吉田さん、有馬さんありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
お題通り<地><陽><火><木><水>を感じることの出来た、そして自然それらが人間の基本である事の大切さを教えていただいたひとときでした。
牧さんにはお逢いするたびに人間として生まれ生きていく事のすばらしさを教えていただき元気が出ます。牧さん、そして奥様、お嬢さん、スタッフの方々本当にありがとうございました。
ふっ〜と以前訪れたアフリカの事を思い出しました。アフリカは私に<地球は元気だ!!>と人から木から全ての生き物から教えてくれました。
あの時と同じ<気>をあの場所そして牧さん達から感じました。
<便利さ>とか<妙な楽しさ>を追い求めている、そして本当の意味での<生きる事><生きてる楽しさ>を忘れかけている事にも気付かされました。
日頃、仕事柄、花に接している私ですが、自分にたとえた<たんぽぽ>や<ねぎぼうず>が食べられるとは驚きです。でもあの日の真似をして素人の私が野草巡りをすると、とんでもない事態になるのでしょうね!!あれは牧さんがそばで教えて下さったから出来た事なのでしょう。
吉田さんのメールにもありましたが私も心の何処かで自分の<死に際>を考える事があります。そしてそれが何処の場所なのかを目下探して旅をする事があります。
また、牧さんの<麦>にたとえられたように<太く短く濃いく>生きて散りたいものです。


●有馬 里奈
牧さんはじめジェイ・ウィングファームの皆さん、参加して頂いた皆さん、清水塾長、吉田さん、本当に有難うございました。
今回初めてで名ばかりの担当でしたが、お陰様で楽しい時間を過ごさせて頂きました。気付かない所で細かなフォローをしてもらった部分が多い様な気がします。申し訳ありません。
「食」を通して自然がいかに身体と精神に大切かという事を体感し、周りから(「人」も含め)たくさんの「気」を吸収することができました。感謝します。